團十郎稲荷祭並びに芸能奉納行事 5月19日
来る5月19日午後1時30分より、春の團十郎稲荷を行います。
その後、午後2時より参集殿前特設舞台にて、岡田民五郎社中による奉納里神楽を行います。
- 期日
- 平成30年5月19日(土)
- 祭典
- 午後1時30分〜
於 宇迦之御魂社(通称・團十郎稲荷社) 社殿
(※雨天決行) - 芸能奉納行事
- 午後2時〜 民宝流 江戸里神楽
演目「稲荷山 千箭(ちのり)の申し付」
岡田民五郎社中
於 参集殿前特設舞台
(※雨天時 記念館)
宇迦之御魂社(うがのみたましゃ)とは
遡ること文政年間、7代目市川團十郎は特に厚く当社を崇敬しており、江戸の柳盛座の新春歌舞伎興行で「狐忠信(きつねただのぶ)」「葛の葉狐(くずのはぎつね)」を演じる際に、当社にお籠もりし、芸道精進・大願成就を祈念しました。團十郎は見事に狐の動作を演じきり、毎日札止めの大盛況となりました。
これはひとえに箭弓稲荷神社のご加護のおかげだと團十郎は、文政4年(西暦1821年)の秋、石造りの祠を建立しました。これが通称團十郎稲荷社または穴宮と呼ばれる宇迦之御魂社です。それ以来、現在に至るまで役者衆や芸道向上・技術向上を願う一般の方々の信仰も厚く、芸能・商売繁盛の守り神として広く崇敬を集めています。